奈良県神社庁

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お知らせ

11.20 神宮大麻について

神宮大麻とは伊勢神宮の神さまである天照大御神(あまてらすおおみかみ)のおちからを宿し、大きな恵みを与えてくださるお神札を『神宮大麻』といいます。神宮大麻は、伊勢神宮では頒布していません。全国各地の神社で頒布しております。

それぞれの神社のお神札と合わせて一年に一度お受けください。

 

12.14 氏神様、産土神様とは?

 まず『氏』とは物部氏や中臣氏、大伴氏(日本史の教科書で見たことがあると思います)など血縁関係のある一族のことです。その一族の繁栄などを祈ってお祀りしたのが「氏神」です。

 産土神社とは特定の地域の人々がお祀りしたもので、その土地の人々の安全や五穀豊穣などを祈願していました。それぞれの土地の神様です。稀に産土神社は生まれた病院の土地の神様であると考えてる方がいますが、そのようなことはありません。産土神社は、地域の人々が日々安全に元気で過ごし成長するのを守っていただいています。お宮参りや七五三は、子どもの成長を産土神様にご報告し、守っていただくよう御祈願するものです。

 そして、有力な一族が時代と共に衰退し、氏神神社が地域の人々にお祀りされるようになり産土神社と同一視されていき、現在では氏神神社=産土神社となっております。※現在、一族で管理している本来の意味の氏神神社はほぼ存在しないと思います。

 昔からの地域では氏子区域がはっきりしてる場合が多いですが、奈良県内でも比較的新しい住宅地(学園前、富雄、生駒市西部、広陵町の一部等)は昔から(数百年前から)のコミュニティーがないため明確な氏神社が分かりづらいです。基本的には一番近くの神社をお参り下さい。

 分からないことありましたらお問合せいただければ、できる範囲でお答えさせていただきます。

年末、年始は氏神神社へお参りをして、本年の感謝、来年の御祈願をして下さい。

03.14 お札のまつり方

日本人は古来、家に神棚をまつり、神さまに感謝と祈りを捧げてきました。神棚の前で、例えば親は毎日無事を感謝し、子どもの健やかな成長を祈ります。やがて、子どもが成長すると、年老いた親の健康を祈るようになります。神棚にお札をまつることは思いやりの心を育むことでもあります。

【お札をまつる】

各神社にはそれぞれのお札があります。特に伊勢神宮のお札を神宮大麻といいます。ただし、伊勢神宮ではお札は頒布されておりません。お近くの神社でうけてください。ご自宅でおまつりするお札には、神宮大麻氏神神社のお札、崇敬神社のお札があります。(崇敬神社とは、奈良県では春日大社や石上神宮などの古くから朝廷や有力者の崇敬を集めた神社や商売繁盛、恋愛成就、病気平癒などに御神徳のあるそれぞれの神社のことです。)

明るく綺麗な部屋の天井近くの南または東向きに設置するのが一般的です。神棚がない、設置できない場合は、タンスや本棚などの上にきれいな敷物を敷いてまつりましょう。お供えものは米、塩、水などです。現在は、写真の様なお供えもの用の神具がインターネットなどで安価で購入できます。できるかぎり毎朝お供えし、お参りして下さい。

 

 

 

 

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